香水のつけ方

まず、みなさんが「香水のつけ方」と聞いて頭に浮かべる一番多い方法は、手首にひと吹きして左右の手首をこすり合わせる方法ではないでしょうか。

実は、この方法はあまり良いつけ方ではないんです。 なんと、こすり合わせることにより香りを壊してしまうからなんです。

香水をつける前は体を清潔にしておくことも大切です。
汗は香りの大敵なので、せっかくの香りが不快な香りへと変化してしまいます。
シャワーの浴びた後などは効果的☆

また、体温が上がる場所は香りが立ち上がり、その香りは下から上へと広がっていきます。この特徴を活かしてつける場所を決めていきましょう。


＜耳の後ろ＞
定番の場所になります。体温が高く、直射日光もありませんので、香り立ちが良いです。顔に近い場所なので指先で軽く押されるように少量つけましょう。

＜うなじ＞
髪の長い女性は紫外線の影響を受けませんが、髪の短い女性や男性は注意が必要です。こちらも耳の後ろと同様に少量で。

＜髪の毛＞
毛先に軽くつければ、髪がなびく度にほのかに香りが広がります。

＜手首＞
手首の内側の脈の部分に軽くつけましょう。脈の部分は温度が上がるため、手を動かす度に香りが広がります。また、ひじの内側も同様の効果あり。

＜ウエスト＞
腰よりやや下あたりにつけましょう。食事などの香りに気を配る時におすすめです。

＜足首＞
衣類を着る前につけましょう。香りは下から上へという特徴がありますので、全身を包み込むように広がります。


香水をつけるタイミングは、香り3段階の変化に合わせましょう。
・トップノート（〜30分）：刺激の強い香り
・ミドルノート（30分〜3時間）：香水本来の香り
・ラストノート（3時間〜）：オーデトワレでは香りがなくなり始めます（香料にもよりますが）

お出かけ前の３０分くらい前につけるのが効果的でしょう！
いつでもどこでも香水をつければ良いというわけではありませんので、気を配る場所・状況などを考えながら香水の香りを存分に楽しんでください♪

同じ香水をつけ続けると鼻が慣れてきて多くつけ過ぎる傾向がありますので、あくまで少量を何箇所に分けてつけると良いでしょう。